仔猫をお譲りする時のお願いとお約束

1、生涯家族の一員として愛情と責任を持って飼育してください。

2、定期的にワクチンの接種をしてください。

3、猫ちゃんの健康と安全のために完全室内飼いをお願いします。

4、適正な時期に避妊去勢手術を受けさせてください。
  ※ブリードやショー出陳をお考えの方はご相談ください。

5、やむをえない事情で飼えなくなった場合はご連絡ください。

6、時々でいいので近況報告をしてください。



猫を迎えるために準備するもの

食器・キャットフード(プレミアムフード)・トイレ・猫砂・つめとぎ・おもちゃ
キャリーバッグ・お手入れ用品(ブラシ・コーム・つめきり)

※)あると便利なもの
ケージ・キャットタワー・猫ベッド(ハウス)


我が家に猫がやって来た (記事引用)

さて、待ちに待った猫が家へやってきます。新しい家族を初めて迎え入れるその日は心が弾み、いつまでも暖かい思い出となるでしょう。 ここではそんな大切な一日について扱います。

◆猫を迎える時間◆
猫と暮らすことが決まったら、当日までに猫を迎えるために必要な準備はすべて済ませてしまいましょう。 当日、一日は猫のためだけの日として、他の用事なども済ませてしまいましょう。
猫を我が家に迎え入れるのは、やはり午前中が 良いです。ペットショップやブリーダーさん、あるいは知人から貰い受けるときもお昼までには家に到着するように心がけたいです。 すでにもう猫がいて2匹目以降の猫を迎え入れる場合には、事前に動物病院を予約して、猫を連れて家に入る前に必ず健康診断を して貰いましょう。万が一、病気の場合、先住猫たちに感染してしまう危険があるからです。先住猫がいない場合でも、できるだけ 当日に健康診断を済ませてしまいたいです。一度、家に入ってまた、動物病院へ連れ出すというのは猫にとって負担が大きすぎます。

◆部屋に着いたら◆
猫はとても適合能力が強いです。新しい家族が愛情を持って迎え入れていると敏感に察知してくれます。猫を連れて帰ったらキャリーの ドアを開けて、しばらく様子を見ていましょう。この時、大きな音を立てるのは禁物です。普段の生活でも猫は予期せぬ大音響が苦手です。 猫の耳はとても敏感に物音を聞き分けます。危険を察知するレーダーの役割までしています。新しい世界と初めて出会うときに猫を驚かす ような物音をたててしまうと、不要な警戒感を持たせてしまうのです。
また猫が何をしているのか気になってもジロジロと見てはいけません。 本でも読みながら目の端で猫を気にしつつ静かに待っていましょう。猫はどんな子猫でも、その場にいる人間の気持ちがどんな状態であるか 分かってしまいます。新しい家族が静かで穏やかな人だと分かれば、やがてキャリーから、怯えを克服した好奇心に導かれて、のこのこと出て きます。

◆部屋の調査◆
さて、部屋に出てきた猫は最初に何を始めるでしょうか?そうです。新しい家の調査からです。ちょっとへっぴり腰でおずおずとにおいをかいだり、あたりを見回したりと、まるで新居を値踏みするように丹念な調査をします。猫が満足するまでやらせて上げましょう。そしてそれが済むと猫は必ずあなたのところへ近づいてきます。

◆同居人としての挨拶◆
部屋の探検をとりあえず終えると猫はあなたに気を向けます。そしてあなたを見て近づいてきたら、そのとき初めて本から目を離し、猫を優しく見て上げてください。たいていの子猫はこの時点で「ニャー」と鳴いてくれます。そうしたら初めて声をかけましょう。そして名前を呼んで上げましょう。これで猫はあなたを受け入れてくれたのです。
ゆっくりと立ち上がり、水の場所へ歩いていき、そこで猫がやってくるのを待ちます。猫が水を飲んでくれたら、次はトイレの場所へ行き、そこで猫を待ちます。トイレはしてもしなくてもいいです。猫に場所を示すだけで良いのです。そしてここまで信頼関係が出来たら、初めてのご飯を上げましょう。これも食べても食べなくても良いです。ご飯の場所を示せれば、それで良いのです。

◆挨拶が済んだら◆
この歓迎の儀式が終わった後は猫の気分を大切にして上げてください。臆病な猫はまたキャリーに逃げ戻ってしまうかもしれませんし、フレンドリーな猫はあなたが差し出した手にじゃれて一緒に遊んで貰いたがるでしょう。また、見るものすべてが初めての環境ですので、調査の続きに没頭するかもしれません。いずれにしても猫の様子に合わせて、声をかけたりして一緒にいるひとときを楽しみましょう。

◆ルールをきちんと守る◆
最初の日からあなたは猫を混乱させないために事前に決めたルールを守る必要があります。猫の入って良い部屋、いけない部屋。登って良い場所悪い場所。特にトイレの場所と餌、水の場所はむやみに変えてはいけません。猫はあなたの鏡です。あなたが気ままにルールを変更してしまうと猫の方も気ままな場所でトイレをし、またご飯を欲しがるでしょう。

◆子猫と暮らし始める場合◆
子猫と暮らし始める場合の注意点としては、子猫は新しい環境への適合力が高いのですが、第一に体力的な問題があります。親猫と離すのは母乳から貰う免疫などのことを考えても生後二ヶ月以上経ってからにしましょう。第二に部屋の温度管理は厳重にしてください。急激な温度変化や暑過ぎたり、寒すぎたりすると子猫の体力では耐えられません。第三に下痢には注意しましょう。家へ来る前に食べていたフードに近いものを与えてください。下痢は子猫の場合、急激に体力を奪ってしまい危険です。

◆成猫と暮らし始める場合◆
一度一緒に暮らし始めたら、最後の最後まで一緒にいるのが当たり前ですが、何らかの都合で成猫を迎え入れる場合、はじめはケージ飼いをしましょう。成猫には子猫のような適合力がありません。それまでの日常が一変してしまうだけでも大変なストレスとなります。興奮しやすくなり、新しい家族を認めることもままなりません。また元の生活に戻りたい一心で脱走したり、食欲が無くなったり、精神的なストレスから弱ってしまうことも考えられます。新しい家が安心できるところだと納得するまでゲージ飼いした方が良いでしょう。またフードもそれまでと同じものを与え、まずは家よりケージの中で安心して
貰うようにしましょう。

NEKO事典より




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